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FAQ

リシャールミルをオーバーホールする際、交換される部品はどのようなものがありますか?

リシャールミルのオーバーホールでは、ムーブメントの精度や時計全体の耐久性を維持するために、摩耗や劣化した部品の交換が行われます。(ムーブメントの歯車やゼンマイ、ガスケット、防水シーリング材、外装パーツなど)

時計の機能を損なわないよう、必要に応じて各パーツを新品と入れ替え、時計にとって最適な状態を保ちます。

◆リシャールミルのオーバーホールで交換される主な部品

部品名 役割・交換の目的
ガスケット・シーリング材 防水性能を維持し、湿気や水の侵入を防ぐために交換
ムーブメントの歯車・ゼンマイ・軸受け 摩耗した部品を新しくし、精度や動作の安定性を保つ
潤滑油・調整機構の部品 摩擦を軽減し、スムーズな動作を維持するため補充・交換
ケースやブレスレットのパーツ 深い傷や変形がある場合、新品へ交換
装飾用の宝石・ストーン(ジェムセットモデル) 欠けや摩耗がある場合、外観の美しさを維持するため交換

◆オーバーホール時に交換される可能性のある部品
・ガスケット、シーリング材
防水性能を維持するため、リューズや裏蓋、ベゼル部分のガスケットやシーリング材を交換します。経年劣化によって密閉性が損なわれるため、オーバーホール時に新しいものへ入れ替えます。

・ムーブメントの摩耗部品
ムーブメント内部の歯車やゼンマイ、軸受けなど、摩耗が進んでいるパーツは新品に交換します。特にリシャールミルの複雑機構を搭載したモデルでは、わずかな摩耗でも動作に影響を与えるため、定期的な交換が必要です。

・潤滑油と調整機構の部品
ムーブメントの動作をスムーズに保つため、摩擦を軽減する潤滑油を適切に補充します。また、テンプやヒゲゼンマイの調整機構に異常がある場合は、交換や調整が行われます。

・ケースやブレスレットの部品
外装の状態に応じて、深い傷や変形がある場合は該当するパーツを交換します。特に、カーボンTPTやセラミックなどの特殊素材を使用したケースは、修復が難しいため、新品へ入れ替えることがあります。

・装飾用の宝石やストーン(ジェムセットモデル)
ダイヤモンドやサファイアなどのストーンがセットされたモデルでは、欠けや摩耗が見られる場合、新しいものに交換されます。

◆オーバーホールで部品交換が必要なタイミング
以下のような症状がある場合、部品の摩耗や劣化が進行している可能性があります。
✔️ 時間のズレが頻発し、精度が安定しない(±30秒以上のズレ)
✔️ リューズの巻き心地が重い、または異音がする
✔️ ガラス内部に曇りが発生し、防水性能が低下している
✔️ ブレスレットの緩みやケースの損傷が目立つ

◆リシャールミルのオーバーホールは正規店のみ対応
・リシャールミルのオーバーホールは正規代理店のみで対応し、非正規店では作業できないことが多いです。
・特殊素材のケースやムーブメントの交換が必要な場合は、正規メンテナンスが推奨されます。
・非正規店での修理履歴があると、メーカー保証が無効になる可能性があります。
・資産価値を維持するためにも、正規メンテナンスを受ける方が安全です。
・修理期間は通常3ヶ月以上かかり、モデルによっては半年以上かかることもあります。
・トゥールビヨンやクロノグラフ搭載の複雑モデルでは、さらに長期間のメンテナンスが必要になるケースもあります。

オーバーホールの際は、正規メンテナンスを選択して、メーカー保証を維持しつつ時計本来の性能を長く保てるようにしてみてくださいね。ぜひ下記記事もご活用ください。

▶︎【高級時計4大ブランド】オーバーホールの費用相場と業者選びのポイント◀︎
▶︎【機械式3〜5年、クォーツ7〜10年】腕時計オーバーホール頻度・必要性◀︎

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