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FAQ

リシャールミルの特殊素材(カーボンTPT・セラミック)を扱う際の注意点は?

リシャールミルの時計は、カーボンTPTやセラミックといった特殊素材を採用しているため、取り扱いやメンテナンス時にいくつかの注意点が必要です。

これらの素材は耐久性が高い一方で、通常のステンレススチールとは異なる特性を持つため適切なケアが求められます。

◆リシャールミルの特殊素材を扱う際のポイント
①カーボンTPT:衝撃には強いが、強い圧力やねじれに注意。摩擦や薬品、高温環境も避ける。
②セラミック:傷がつきにくいが、強い衝撃や落下でヒビや欠けのリスク。研磨不可で、傷がついたら交換が必要。
③オーバーホール時:専用工具が必要で、非正規店では対応が難しい。防水性能維持のためにも正規メンテナンスが推奨される。

カーボンTPTの取り扱い上の注意点

カーボンTPT(Thin Ply Technology)は、軽量かつ高い強度を誇る複合素材で、リシャールミルの特徴的なケース素材として使用されています。

衝撃には強いが、極端な圧力には注意
高い耐衝撃性を持つが、極端に強い圧力やねじれが加わると、内部の層が剥離する可能性がある。

摩擦や擦れによるダメージを防ぐ
素材表面の質感を維持するため、強い摩擦を避け、柔らかい布での拭き取りが推奨される。

化学薬品や高温環境を避ける
カーボンTPTは耐熱性が高いものの、極端な高温や強い酸・アルカリに長時間さらされると劣化の可能性がある。

② セラミックケースの取り扱い上の注意点

リシャールミルのセラミックは、硬度が高く耐傷性に優れていますが、強い衝撃や落下によって割れるリスクがあります。

衝撃や落下に特に注意
硬度が高いため傷はつきにくいが、強い衝撃を受けるとヒビや欠けが生じる可能性がある。

急激な温度変化を避ける
極端な寒暖差がある環境では、素材が膨張・収縮し、ケースに負荷がかかることがある。

研磨は不可、傷がついた場合は交換が必要
金属ケースと違い、研磨による修復ができず、傷やヒビが入った場合はケース全体の交換が必要となる。

③ オーバーホール時の注意点

正規メンテナンスでの扱いが必須
カーボンTPTやセラミックは、特殊な加工技術が必要なため、非正規店では適切なメンテナンスが難しい。

ケースの分解・組み立てに専用工具が必要
素材の特性に合わせた専用の工具と技術が必要なため、非正規の分解修理は推奨されない。

防水性能維持のためのシーリング確認が必要
正規メンテナンスでは、特殊素材の気密性を維持するために防水テストが実施される。

リシャールミルのカーボンTPTやセラミックケースは、高い耐久性を持つ一方で、取り扱いを誤ると修理が困難になることもあるため適切なケアが求められます。
オーバーホールや修理の際は、メーカーの正規サービスを利用することで、特殊素材の特性を損なわずに維持することができるのも正規店のメリットです。ぜひ下記の関連記事を参考にしてみてください。

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