オーデマピゲのオーバーホール費用は、正規サービスセンターか専門業者かによって大きく異なります。
また、モデルによっても価格が変動し、クロノグラフやパーペチュアルカレンダーなどの複雑機構モデルは費用が高額になる傾向にあります。
◆正規サービスセンターでのオーバーホール費用
費用の目安(2025年時点)
ムーブメントの種類 | 費用(正規店) |
---|---|
クォーツ | 約7万5000円(500CHF) |
手巻き | 約12万円(800CHF) |
自動巻き | 約12万7500円(850CHF) |
エクストラシン | 約18万円(1200CHF) |
クロノグラフ | 約24万円(1600CHF) |
パーペチュアルカレンダー | 約31万5000円(2100CHF) |
※為替レート(1CHF=約150円)で算出(2025年時点)
※モデルや部品交換の有無によって変動する
【正規メンテナンスの特徴】
・純正部品のみ使用し、メーカー基準の高品質なメンテナンスを受けられる
・国際保証(2年間)が付与される
・資産価値を維持しやすい(正規メンテナンス履歴が査定額に影響)
・スイス本社送りになる場合があり、納期が長くなることも(最大半年)
◆専門業者でのオーバーホール費用
費用の目安
ムーブメントの種類 | 費用(専門業者) |
---|---|
クォーツ | 約4万〜6万円 |
手巻き・自動巻き | 約5万〜8万円 |
クロノグラフ | 約8万〜15万円 |
【専門業者の特徴】
・費用を抑えられる(正規店よりも約30〜50%安い)
・納期が短縮できる(約2〜6週間)
・純正部品が使用されない可能性がある(互換部品の場合、資産価値に影響)
・複雑機構モデル(パーペチュアルカレンダーなど)は対応できない業者が多い
◆オーバーホール費用の決定要因
オーデマピゲのオーバーホール費用は、以下の要因によって変動します。
- ムーブメントの種類(クロノグラフやパーペチュアルカレンダーは高額)
- 部品交換の有無(摩耗した歯車やゼンマイの交換が必要な場合、追加費用が発生)
- 外装研磨(ポリッシュ)の依頼(約2万〜10万円の追加費用が発生する場合あり)
- スイス本社送りになるかどうか(一部のモデルでは修理がスイス本社対応となり、費用・納期ともに増大)
費用相場や適切な依頼頻度など、オーバーホールに関する重要ポイントは以下の記事にまとめられています。ぜひ下記記事もあわせて参考にされてください。
▶︎【高級時計4大ブランド】オーバーホールの費用相場と業者選びのポイント◀︎
▶︎【機械式3〜5年、クォーツ7〜10年】腕時計オーバーホール頻度・必要性◀︎
・売却タイミングの判断材料として、オーデマ ピゲの相場チャートをご覧ください。
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・保証付き買取や実績内容についても以下からご確認いただけます。
▶︎オーデマ ピゲの「最低買取保証・買取実績一覧」◀︎
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