オーデマ ピゲの正規オーバーホール(コンプリートメンテナンスサービス)を受けると、2年間の修理保証が付与されます。
この保証は、オーデマ ピゲの正規販売店ネットワークで有効となり、時計の品質と性能を維持するためのサポートが受けられます。
✔ 保証は正規販売店でのみ適用され、非正規修理歴があると適用外になる可能性がある
✔ ムーブメントの不具合や防水性能の低下は保証の対象となるが、衝撃や水没などの外的要因による損傷は対象外
✔ 新品購入時の保証は2年間だが、公式サイトで登録すれば5年間に延長可能
① 正規オーバーホール後の保証期間
✔ オーバーホール完了日から2年間
✔ オーデマ ピゲの正規販売店で適用
✔ 修理やメンテナンスを受けた部分に関する保証
この保証期間中に、通常の使用範囲内で時計に不具合が発生した場合は無償で再修理が可能です。ただし、外部からの衝撃や不適切な使用による損傷は保証対象外となります。
② 保証の適用範囲と制限
オーデマ ピゲのオーバーホール後の保証は、メンテナンスされた時計の性能維持を目的としたものであり、以下のような条件が適用されます。
◎ 保証の適用範囲
・ムーブメントの不具合(時間の大幅なズレ、針の異常な動きなど)
・防水性能の低下(オーバーホール時に交換された防水パッキンの不具合)
・メーカーによる正規のメンテナンスが適用された部分の不具合
✖ 保証の対象外となるケース
・落下・衝撃・水没などの外的要因による故障
・磁気の影響や過度な振動による精度の乱れ
・不適切な使用(リューズを締め忘れたまま水に濡らすなど)
・正規店以外での修理・改造が行われた場合
・オーデマ ピゲの時計は高精度なムーブメントを搭載しているため、正規のメンテナンス以外で調整された場合、メーカー保証が適用されなくなる可能性があります。
③ 購入後の保証延長制度
オーデマ ピゲでは、新品購入時の国際保証期間が2年間と設定されていますが、公式サイトで時計を登録することで5年間に延長することが可能です。
✔ 保証延長の条件
・過去2年以内にオーデマ ピゲの正規販売店で購入した時計が対象
・オーデマ ピゲの公式サイトでアカウントを作成し、時計を登録する
・保証延長は購入時の保証に適用され、オーバーホールの保証とは別
・オーバーホールの保証期間と購入時の保証延長制度は別物なので、オーバーホール後の2年間保証が終わった後は、次回のオーバーホールを検討するのが理想的です。
④ 保証を適用するためのポイント
✔ オーバーホール後の保証書を保管する(再修理時に必要)
✔ 時計を正規店でのみメンテナンスする(非正規業者での修理歴があると保証対象外になる可能性あり)
✔ 防水性能を維持するために定期的に点検を受ける(特にダイバーズウォッチ)
オーデマ ピゲの時計を長く愛用するためには、定期的なオーバーホールと正規メンテナンスを受けることが大切です。保証内容を正しく理解し、適切なメンテナンスを心がけましょう。
オーバーホールにかかる費用や頻度、正規・非正規どちらに依頼すべきかなどの詳しい情報は、以下の記事をぜひチェックしてみてください。
▶︎【高級時計4大ブランド】オーバーホールの費用相場と業者選びのポイント◀︎
▶︎【機械式3〜5年、クォーツ7〜10年】腕時計オーバーホール頻度・必要性◀︎
▶︎オーデマ ピゲ人気モデル「買取相場チャート」◀︎
・保証付きの買取対象や過去の実績についても情報を掲載しています。
▶︎オーデマ ピゲの「最低買取保証・買取実績一覧」◀︎