ロレックスを非正規店でオーバーホールした場合、今後の正規メンテナンスが受けられなくなる可能性があります。
特に、非正規店で純正ではない部品(互換部品)を使用された場合や、改造・カスタムが施された場合、ロレックスの正規サービスでの修理を断られることがあります。
ただし、純正部品を使用し、適切にメンテナンスされていれば正規メンテナンスが完全に拒否されるわけではありません。
しかし、非正規店でのオーバーホール履歴があると、メーカー保証が無効になることや買取査定額が下がるリスクがあるため、注意が必要です。
◆ 非正規オーバーホールが正規メンテナンスに与える影響
✔ 非純正部品(互換品)が使用されていると、正規店でのオーバーホールを拒否される可能性がある。
✔ 改造・カスタムされた場合(社外ベゼルやダイヤモンド装飾など)、正規メンテナンスを受けられない。
✔ 純正部品のみ使用されていれば、正規メンテナンスが可能な場合もあるが、ケースバイケースで対応が異なる。
✔ 非正規での修理履歴があると、メーカー保証が無効になる可能性がある。
✔ 買取査定時に「正規メンテナンス履歴なし」と判断され、評価が下がることがある。
◆ 正規オーバーホールと非正規オーバーホールの比較
項目 | 正規オーバーホール(ロレックス正規店) | 専門業者(非正規) |
---|---|---|
費用 | 約5万~15万円 | 約3万~7万円 |
納期 | 4~6週間(部品交換時は最大2ヶ月) | 2~6週間 |
部品の使用 | 純正部品のみ | 業者による(純正・互換部品) |
保証 | 2年間の「国際サービスギャランティー」付き | 店舗ごとに異なる(3ヶ月~1年が一般的) |
正規メンテナンス履歴 | 維持される(買取時の評価にプラス) | 正規メンテナンスが拒否される可能性あり |
◆ こんな方は非正規オーバーホールに注意
✔ 今後もロレックスの正規メンテナンスを受けたい
✔ 資産価値を維持し、将来的に売却する予定がある
✔ メーカー保証を維持したい
✔ 買取査定時に正規メンテナンス履歴を評価されたい
◆ 非正規オーバーホールを選択しても大丈夫なケース
✔ すでにメーカー保証が切れており、費用を抑えたい
✔ 信頼できる専門業者で、純正部品を使用する前提で依頼する
✔ 短期間での仕上げを希望し、納期を優先したい
◆ 結論:正規メンテナンスを受けたいなら非正規店の利用は慎重に
非正規店でのオーバーホールは費用を抑えられるメリットがありますが、純正部品の使用可否や、メンテナンス履歴が買取査定に与える影響を考慮する必要があります。
特に、将来的にロレックスの正規メンテナンスを受けたい場合は、非正規でのオーバーホール履歴がマイナスに作用する可能性があるため、慎重に判断しましょう。ぜひ下記記事も参考にされて大切なロレックスのメンテナンスをご検討ください。
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